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のまネコ vs.のまタコ vol.2 [時事ニュース・解説など]

ついにエイベックス・グループ側が折れた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news080.html

しかし、これこそ自明の理であろう。
結局エイベックス・グループが、利益追求を目論んで得たものは一体なんだったのか?
企業は消費者のグッドウィルを獲得して成長していくことが望ましい。
かつて飛ぶ鳥を落とす勢いがあったエ社が、低迷し危機に陥ったのも記憶に新しい。
その後、見事復活を成しえたアイドルを抱えたりと、さてこれからという時のスキャンダルである。
その選択肢は、エ社にどんな将来像を与えるのであろうか?
今回騒動の発端となった2ちゃんねらーと呼ばれる中に、エ社のターゲットはどの程度いるのだろう。(私は2ちゃんねるにほとんどアクセスしないため、実情をしらないが・・・)

さて、エ社は今回の発表でCDのコンテンツとして含んだFlashムービーを削除して販売するとしている。うがった見方をすれば、Flashムービーを含んだ在庫処分を加速させる思惑なのか?
とも思えてしまう。

余談だが、2ちゃんねるではエ社社員の無差別殺人予告が書き込まれたという。
これは間違いなく犯罪である。インターネットの匿名性を利用した行動なのだろうが、今や匿名性はあってないようなものである。このような浅はかな行動は、自分を貶めるだけで何をも生み出さない。
私見を述べると、ごく一部の不心得者によって、2ちゃんねるには日本のインターネット社会の“負”のエネルギーが絶えず注ぎ込まれているように思えてならない。

企業の不正を暴くとか、不条理を告発する、という啓発にインターネットは消費者の味方である。
その使い方を誤ると、「規制」や「自主規制」という形で跳ね返り、全消費者にとっての不利益につながることもある。
私自身も含めて、自覚を持ちたいものである。


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